こころのかかりつけ医

まだまだ暑い日が続いていますが、今日から9月に入りました。

長かった夏も終わり、秋に入ります。皆さま調子はいかがでしょうか。

夏の疲れが出ている頃だと思いますが、毎日だるさが抜けない、心身共に重い感じがする、なんとなく気分が上がらない、等はありませんか。友達や同僚と話した時、みんなも似たようなことを言っていたから、きっとみんなこんな調子なんだろう、そう思ってついついそのままにしてしまっていませんか。

身体の不調が出やすい時期はこころの不調も出やすい時期です。そして、こころの不調も身体の不調と同様に、早めの手当が大切です。少しでも毎日の生活に違和感や生きづらさを感じている方は、是非早めにご相談ください。

一度受診をしたらずっと通い続けないとならなくなりそう、病気にされてずっと薬を飲むことになってしまいそう、等という声を聞くことがあります。当院は皆さまの「こころのかかりつけ医」となることを目標に掲げ、日々診療を行っています。「かかりつけ医」というのは「日常的な診察を主とし、健康管理を継続的に行う医師」のことです。つまり皆さまと当院はその出会いをきっかけとして、皆さまには今後いつでも受診し、相談出来る場所を提供します。不安なことがあれば何でも仰ってください。

正直なところ、つらいときにたった一人で先を見据えて進んでいくというのはとてもしんどいと思います。でも味方でいてくれる誰かが一緒であれば進んでいけるかも知れません。あの時、あの人がいてくれたから今がある、そんな経験はありませんか。

現在の状態が正常なのか病気なのかを確認するためでも、今つらいことをとにかく誰かに話したいでも、理由は何であれ、当院は皆さまが必要とするところにありたい、と思っています。「元気になれば通院は終了して、また相談事が出来たら受診する」そんな形でも問題ありませんし、薬に抵抗がある方にはその理由も伺いながら、他の選択肢を提案し、今後はどういう形で経過をみていくか、ご相談しながら決めています。

受診を迷っている方、ご連絡をお待ちしております。